一年間を通しての相場の動き方。

この間は一日の相場の動き方について書きましたが、今日は一年を通しての相場の動き方を書きます。

よろしければ参考にしてください。

1月

欧州企業の決算初め、日本が正月休みに入っている間に大きく相場を動かしに来ることが多い、さらに12月の流れを受け継ぐことが多い。

2月　

イベント的に相場を多きく動かす要因はない、（今年の場合はG7があったが。）要因は無いものの意外と大きく動くことがおおい。
一月中頃から後半にかけてアメリカ大統領の教書が発表されるために、それを受けて二月の相場が本格化するともいえる。

3月

日本企業の決算期。前半は決算に向けて、海外投資などで得た利益を確定するために外貨売りなど決算対策がおこなわれる。
また後半には決算の数字を固めるために、企業の動きが鈍り相場が閑散とすることも多い。
ちなみに3月は欧州企業の四半期末にもあたる。

4月　

日本企業の決算初め。3月31日の午後から4月1日にかけて、相場が急変動することが多い。
4月上旬はイースター祭の休みがあるために動きがなだらか。そして後半には日本でゴールデンウィークがあるために円売りが盛んになる。

5月

ゴールデンウィークがあけると一部の国内企業が新規投資資金による投資を開始する。

6月

欧州企業の四半期決算。若干の調整が起きやすい。

7月

特に大きなイベントはない。

8月

夏休みシーズン。欧州では一ヶ月ほど休みをとる人もおり企業の動きが鈍化する。6～8月は中だるみが起きやすい。しかし数年に一回ロシア危機などの大きな事件が起きているのもこの時期なので、そのような年は激しくうごくので要注意！！

9月

日本企業の中間決算で、欧州企業の四半期決算なので、基本的には三月と同じような動きを見せる。

10月

日本企業の下期スタート。四月とほぼ同じような動きと考えていいと思う。

11月

後半はアメリカ感謝祭による休暇、休暇前はポジの調整が起こることが多い。一部の欧州企業の決算期でおあるので、特に中旬には要注意。

12月

欧州企業の決算期、前半は決算に向けてポジの調整が起こる。そのため今までとは相場が逆の動きになることが多い。その後は閑散とした相場になり、欧州企業が自国に利益送金をするためどちらかというと円安方向のことが多い。クリスマスが終わり、12月28,29日ごろから本格的に動き出す。

っとまぁ大まかにはこのような感じです。

一日の値動き方（必見）

特に変わった動きは今の所無いですねぇ。ユーロ／円は今のところ横ばいなので、ポジをキープしたままです。

今日は為替相場の一日の動き方、クセについてまとめておきたいと思います。これからはじめる人は必見です！！もう知っている人も確認してみてください。　もし何か間違えがあれば教えてください！　ちなみに日本時間で書いておりますのでご安心を！！

（明け方）　シドニー市場の時間帯、このときは市場に参加している人が少ないので、特に何か大きな出来事が無い限り相場はあまり大きく動かない。

（早朝）　八時ごろから東京のディラーたちも参加し始める。特にニューヨーク時間の午後遅く（日本時間の明け方）に大きなニュースがあれば、ヘッジファンドが流れが確立してから仕掛けてくることがあるので、この時間帯に大きな動きを見せることがある。

（午前中）　午前中の山場は公示レートが発表される９時５５分まで。その後は大抵少し相場が落ち着きを見せる。

（午後）　ニューヨークが真夜中に入るともっと動きが少なくなる、午後三時になるとヨーロッパのディーラーが動き出すので徐々に取引が活発化されていく。

（夜）　日本時間の７時～８時前後から１～２時間はロンドン市場の昼時にも当たるので少し落ち着く、その後ニューヨーク市場が開く午後９時、午後十時（夏時間か冬時間かにより異なる）　から取引が本格化していく、そして夜中の１時、２時ぐらいまでが最も相場が激しく動く時間帯。

（深夜）　その後はニューヨーク時間の午後五時向けてポジの調整がおこなわれ、多少の値動きはある（日本時間６時か７時）

こんな感じで相場は動いています、でこれで終わってしまったらただの知識、それを知恵に変えましょう！！

っで！相場が大抵大きく動くのは

１）午前８時～１０時

２）午後３時～７時（8時）

３）午後９時～1時（2時）

です、これ以外の時間帯が動かないというわけではありません！しかし基本的に毎日大きく動くのはこの時間帯です。

ということはこの時間帯に集中すれば、利益が増える可能性が高くなるっということなのです。